[霊能者] -後編-
霊能者は声をかけるのをやめた
女は目を閉じたまま動こうとしない
・・・何か聞こえる・・・何だ?
見ると女の口だけは何やらモゴモゴ動いている
そしてなにやら呪文のような言葉を発しはじめた
霊能者は身の危険を感じもてる力全てで身を守った!
そして女は逃げるように立ち去った
「助かった・・・・悪霊の類いか? 凄まじい力だった・・・」
部屋で1人呟きながら、彼は安堵の表情を浮かべた
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ビルの外にあの女はいた・・・複数の男達に囲まれて
「どうでした?先生!」
「間違いなくいるわ、あの部屋に縛られた霊ね・・・
かなり強い念の霊よ!私を部屋の中に引き込もうとしたわ!
自分を霊能者かなにかと思い込んでる、死んだ事にまだ気が付いていないのね」
「取材のカメラ入れてもいいですか?」
「除霊の準備をするまで待って
それから部屋に入る時は私の後から付いて入ってきて」
「分かりました! カメラ・照明・マイク準備出来てるか~」
「はいっ いつでもOKで~す」
女霊能者とテレビ局の取材スタッフが心霊スポットビルの取材を始める所だった
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