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2007.05.25

縁もまた必然

Fudou2年に何度か、偶然お会いする
おばあちゃんがいる
先日また偶然お会いした。
しかも最近会ったばかりだった
その時は戦時中焼夷弾から
生まれたばかりの
乳飲み子を抱いて逃げ惑った話を聞かせてくれた。

どこの誰かも分からないそのおばあちゃん
とある待合室でお会いしそれからの縁
いまでもどこの誰かわからないが、それ以上私も聞かないし
おばあちゃんも語らない。

いつも突然話に入り込むおばあちゃんだが今回は違った。
どことなし顔がふっくらした気がしていたが、その意味を知る。
「私ね、癌がね、再発したの」
「え?そうなんですか?」としか言いようが無かった。
最初にみつかった時すでに末期に近く、また高齢と言う事も投薬治療をしていたらしい
それが効かなくなり、今は弱い薬を使っていると言う。
「お恥かしいこんなに髪の毛薄くなっちゃって^^」と笑うおばあちゃん。
全然薄くないですよ、しっかり髪型も整ってるじゃないですか^^と笑い返す。
もう末期なのよ、と言いながらもやはり女性として髪の毛が薄くなる事を気にしている。
末期の方で克服した方の話をしたらとても喜んでとてもよいお話を聞かせてくれたと
それまで以上に元気な顔を見せてくれた。

そして初めて私がお寺にお勤めしている話をした
そして不動明王がご本尊である事をなんとなく、本当に何となく話した
すると、突然おばあちゃんが人が変わったように口を挟んだ
「お不動様と言えば私ね!!! ○○○○○・・・(略)」
おばあちゃんは若い頃東京近郊で住んでいた頃からお不動様と縁があり、そして驚くほど
詳しかった。
私は不動尊を通して本当に不思議な縁をこれまで数え切れない程頂いてる。
いえ、会うように導かれているのでしょう。

そしてお参りに行きたいから場所を教えて欲しいと言われ言うと、病院の行き帰りに通っている
と言う事にも驚いた。
これも縁なのでしょう、翌朝本堂に入る前閻魔堂の前を通ると、閻魔堂にある10センチ程の
小さな覗き窓があるのだが、開けた後があった。

きっとおばあちゃんが来たのでしょうね。

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