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2007.12.23

雪男

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外に出ると雪

勤行時間が迫っているので
靴の履き替えに戻る時間もない
そのまま足が
雪に埋まりながら・・・(苦笑


雪の夜はとにかく明るい
まるで昼間のよう  とは言いすぎですが
雪の反射で遠くの景色まで見渡せます。

街頭もほとんど無い暗闇を毎日歩いていますが
雪が降ると景色はがらりと変わり夜か昼か分からない
何か不思議な世界を見ている気がします。

深夜に通ったであろうたった1台の
車のタイヤの後が歩くにはありがたい。

夜明け前の深い紺が白一色に反射し
風も無く音も無い
ただ雪を踏む音だけが響く

~~~~~~~~~~~~~~~

さて、雪で思い出す話がある

そもそも車のすれ違いもままならない細い通りから、
それぞれ田畑へ行くさらに細い道が多い田舎では、
軽トラックが通れれば良いだけの
整備もされていない道が多い、
もちろんすれ違いはどちらかが
田か畑に入り込んでやり過ごすような道。
夜になればまず車が通る事は無い。

ある年の瀬、深夜2時頃
そんな時間に本来であれば通る事の無いその道を
たまたま1台の車が通った。
普段は通らないそんな細い道を、
偶然通ったのだと言う
雪がしんしんと降り積もる深夜、
滑り落ちないようにゆっくりと進みながら
道の中程まで来たとき、
道の真ん中だけ妙に雪が山に積もっている所があり
手前でとまってみたそうな。
ライトで照らし出された目の前のこんもりと積もった雪
気になり車を出て、その雪を手で少しはらうと肌色のおなか・・?
すぐに人だと気がつき人を呼びに言ったそうな。
数人があつまり、息をしている事だけ確認し
深夜家に担ぎ込まれ、そのままコタツに放り込まれたらしい

その車が通らなければ間違いなく凍死していた。
当人はその時の記憶は無いそうだが
とにかく体が熱かった気がしたらしい(よく聞く現象)
実は父なのですが^^;
30年も前の話です。

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