むし

むかしむかし・・・
修行時代のこと
朝の勤行がはじまってすぐに
本堂の畳の上を虫が移動しておりました。
ふと気になりだしたらその移動先が気になり気になり・・・
小さな虫でゆっくりした動きなのですが
その行く先の延長線上に住職
結局、勤行の間中気になりその虫の行方を追っておりました。
終えてから登高座をおり互いに
正座で深ぶか頭を下げて礼をすますが
その時はじめて気がつきました。
「あれ?
勤行したよね・・・ 」
ちゃんと唱えていたかすら覚えていないのです。
これが習慣ですね
それから気合入れなおしました。
心ここにあらずが時に大きな負を招く事もあります。
そして、虫が長い時間をかけて私の気をそらしてくれたおかげで
その当たり前でありながらついつい習慣動いてしまう惰性を
一括してくれたのです、虫に学びました。
でその虫さんは、住職の寸前で
方向転換しておりました。
そうそう、以前サイトでも書きましたが
本堂で一人座禅をしているとき
突然目の前にクモが糸をつたい現れたことがあります。
物事を必然と言う意味は、日常の中に
常に生まれているものなのですね^^)
穏やかな日差しを頂く時
修行時代を思い出します。
今は亡き大切な複数の魂が
命をかけて教えてくれた事
良い人間ではなかった行き方を変えるために
身を投じた世界でした。
懐かしい気持ちと、
そこで頂いた流れに
今の自分は反していないか
いつも律しなければ・・・と
初心にかえる
この頃でございます。
合掌 浄霊師 神島千尋
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