動物霊について (2)
霊案のブログのほうに動物霊についてのご質問がありましたので
せっかくですので少し触れておきたいと思います。
道路などで亡くなっている動物などに
かわいそうと思うととり憑かれる・・・とよく言う方がいます。
確かによく聞く文言ですが実際はどうなのでしょう?
双方の状態によるところが大きく、確かに受けることも無いとはいいませんが
その実、殆どの場合心配するような事はまずありません。
誰の心も霊的には繋がり通じ合っているのは事実ですが
では思ったからとその都度全てに獲憑くなどと言う事は実質無理です。
しかしながら・・・
実際に影響を受ける方もいなくはないから先のお話が世に広まるのです。
受けるには受けるだけの要素があるから受けるのです。
当たり前ですが、それが全てに共通してのお話として広まるのが噂です。
実際に一つ起こる事例=皆同じ、では無いという事です。
動物は一瞬のことですので分からないまましばらくはそこにいる事が多いですが
殆どは行くべき流れに沿うようになります。
問題は残ってしまった場合
動物にも感情があります
人のそれとよりもシンプルな感情ではありますが
ゆえに明確でもありますので、負の影として動いている動物霊は
ある意味なかなか手強いものがあります。
さらにそれらが集団で大きな影となると
それはかなり注意が必要で、それらに飲まれると
霊感や予言など、突然口走るようになったりするケースもあり
いずれ人格を失うほどひどい状態に陥ることも無きにしも非ず・
さて、道路で動物が亡くなっていたとき
かわいそうに思うのは自然の感情です。
それは大切にしてください。
それにより何かあるという事はまず心配なさらずに良いともいます。
それより問題なのはなったらどうしようと言う心配!^^)
何かあったらどうしようと思う不安が心に呪縛をかけ
知らず知らずその不安を蓄積していくと
心の法律が出来上がります。
その法律は自分だけの決まりごとであり、しかし厳格に日常の中で機能をし始めます。
「そんなつもりが無い存在」に対しても同様の感覚で見ている事になります。
もし自分が・・・そうじゃないのにそう思われたとしたら
悲しくないですか? 時には怒りすら感じるかもしれません。
自分の心は自分そのものです。
心は霊です。
心で思う事は大切にしましょう^^)
余計なことですが
路肩に時折花が置かれています
すごく気持ちは分かりますが
そこにあつまり法要を営むと
故人さまは、そこにいなければ・・・と思ってしまいます。
そんなつもりはないのに
そこに縛ってしまっている・・・などと言う事も。
合掌 浄霊師 神島千尋
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コメント
ありがとうございます
大人になってから聞いた話ならそうなんだ〜で終わっているかもしれないですが、子どもの頃に聞くといやに印象深く残ってしまうこともあるんですよね
気が楽になりました
投稿: まるみ | 2012.08.07 13時20分
ちょっとくどい記事になってしまいましたね。
参考になれば幸いです^^)>まるみさま
投稿: 神島千尋 | 2012.08.08 10時12分
こんにちは
実はわからない事が有ります…
ある事情で、お稲荷さまと穏便に縁切りをしたいのですが、参拝の時に事情を説明してお礼を言ったただけでは納得してくれず怒らせてしまうだけでしょうか?
少し怖い気持ちでいます
投稿: K | 2012.08.09 18時39分
稲荷神といっても流れがあります。
結んだ縁によりますので、この文章だけでは
なんともお答えしようがありませんが
縁切りと言うことですので、何かしら明確な縁結びがあったことと思います。
願掛けや通常の参拝でのお願いと言うことであるならば、しっかり御礼参りするということで良いと思いますが、穏便に縁切りと表現しておりますので、その部分が分からなければなんとも^^お話しようがありません。
稲荷さまの流れの中には切ることのできないと言う縁もあります、末代まで続苦ことだってありますので、どの系統のお稲荷さまかも含め、その事情により答えは変わります。
神島千尋
投稿: 神島千尋 | 2012.08.10 07時24分